S17シングル (最高761位 最終930位)黒バド通したい受け寄りサイクル
シーズン17お疲れさまでした。
今回、自身初の最終3桁(930位)を達成できました。尚、最高順位761位(最高・最終レート1840)ですが、構築記事は書くことに意義があるという先人の教えもありますし、何より記念に書いてみたかったのでここに記すことをお許しください。
また、本記事ではHABCDSなどの略称を用いることがあります。
下記の画像が簡単なパーティ紹介です
目次
1.構築経緯
個人的に重くなりがちなウーラオス(特に悪)とエースバーンにある程度抗え、運勝ち生産ポケモンであるHBサンダーからはじめました。続いて伝説ポケモンのトップメタ3体に対抗するべく、インファイトのないザシアンを受けるためのHBナットレイ、火力アップアイテムなしカイオーガを受けるためのラッキー、黒バドを受けるためのバンギラスが入りました。相手を疲弊させたところで全抜きするための黒バド、最後に地面枠でラグラージが入り6体が決まりました。
2.個体説明
サンダー
性 格:ずぶとい
特 性:せいでんき
持ち物:ゴツゴツメット
技構成:ボルトチェンジ/ぼうふう/ねっぷう/はねやすめ
実数値:197(252)-*-150(252)-145-111(4)-120
普通のHBゴツメサンダー。ナットレイ等に強く出られるようにねっぷう採用。せいでんきやぼうふうによる運勝ち生産ポケモンでもあり、持ち前の高いスペックからとてもよく頑張ってくれました。心の中で何度頭を撫でたかわかりません。初手から出てもらうことが多く、ウーラオスやエースバーン、サンダー等と対面した時にはねやすめで様子見してバトルの流れを組み立てさせてくれました。ザシアンと対面した時に素引きするかボルトチェンジするかはいつも悩んでいました。
選出率1位。
ラッキー
性 格:わんぱく
特 性:しぜんかいふく
持ち物:しんかのきせき
技構成:たまごうみ/でんじは/ステルスロック/ちきゅうなげ
実数値:325-25-62(252)-*-144(148)-84(108)
役割対象は特殊全般であり、ちょっとした物理なら充分受けられる凄い子。いつぞやのシーズンに連れていたのをそのまま流用しました。Bぶっぱ、Sは麻痺した最速100族抜き、あまりD。手持ちではサンダーが麻痺する状況はまず無く、その他の100族とあまり出会わなかったのでDとSについては絶対に調整し直した方がいいとわかりつつ特に困った場面もなかったためそのままにしていました。サイクルを有利にするためにステルスロックを採用していましたが、みがわりやあまえるも一考の余地ありだと思います。
選出率2位。
黒バドレックス
性 格:おくびょう
特 性:じんばいったい
持ち物:いのちのたま
技構成:アストラルビット/サイコショック/エナジーボール/みらいよち
実数値:175-*-100-217(252)-121(4)-222(252)
元々この枠はスカーフカイオーガでしたがイマイチしっくりこなかった時に試しに連れてみて好感触だったためそのまま仲間入り。尚、うまい人はもっと上手に戦えるんだろうなと感じたポケモンでした。
くろのいななきの効果もあり、相手次第では全抜きも可能。ただしシーズン終盤はメタっている方がほとんどだったため私の実力ではうまく通してあげることがなかなかできませんでした。
技構成の「みらいよち」については有利対面で押して後続に負荷をかけたり、相手のみがわりを壊しつつ攻撃したりできること、そしてダイサイコの威力の高さが優秀でした。しかし後続から悪タイプがでてくることが多く腐ることもしばしばあり、また、ダイマックスでの打ち合いを考えるとはかいこうせん等との選択の枠だと感じています。
選出率4位。
性 格:のんき
特 性:てつのトゲ
持ち物:たべのこし
技構成:ボディプレス/ジャイロボール/まもる/やどりぎのたね
実数値:181(252)-114-201(252)-*-137(4)-22 ※S個体値0
個人的MVP。たくさん種付けプレスをしました。役割対象はナットレイや炎技のないバンギラス等。特にナットレイはカイオーガ受けのHD個体がとても多かったのでナットレイが出てきたら後投げしてやどりぎのたねを躱しつつボディプレスでぺちゃんこにしていました。ダイスチルで耐久をあげてからのボディプレスの動きがとても強力で、日食ネクロズマ等にも打ち勝ってくれました。また、インファイトのないザシアンならA+3でもなんとかなる強さでとても頼りになりました。(終盤はインファイト持ちが多かった気がしたのでしんどかったです)
選出率3位。
性 格:ひかえめ
特 性:すなあらし
持ち物:とつげきチョッキ
技構成:れいとうビーム/かみくだく/がんせきふうじ/かえんほうしゃ
実数値:207(252)-138-130-143(116)-138(140)-81
役割対象はランドロスや黒バドレックス。剣舞ランドロスが重かったのでCはH252D4ランドロスをれいとうビームで確一の調整。また、ランドロスの地震を耐えつつも特殊耐久は残したいという軸がブレ気味な型となりました。ランドロス相手にれいとうビームを撃ち込むととても気持ちがよかったですが、いのちのたま持ちランドロスの地震は耐えないのが難点。後続から出てきたウーラオスにがんせきふうじを撃ってサンダーとの素早さ関係を逆転させる働きも担っていました。
選出率5位。
性 格:のんき
特 性:げきりゅう
持ち物:オボンのみ
技構成:クイックターン/れいとうビーム/あくび/ステルスロック
実数値:207(252)-130-156(252)-105-111(4)-64 ※S個体値14~15
一般的なHB特化ラグラージ。ほぼ見せポケ。この記事のため上記の画像をキャプチャした際に初めてダイマの飴ちゃんをあげてないことに気づきました。電気の一貫を切られるポケモンとして暫定的に組み込みそのまま最後まで同行。一応、無振カバ(個体値31)の下からクイックターンを撃てる個体。また、初手でランドロスと対面した時にれいとうビームで大きく削ってくれることが稀にありました。うまい人はもっと上手に戦うんだろうなと感じたポケモンその2です。
選出率6位。
3.選出
①サンダー+ラッキー+黒バド
黒バドを通して勝てそうな時の選出。理想的な選出はこれ。
②サンダー+ラッキー+ナットレイ
相手にザシアン・ウーラオス+サンダー等の特殊ポケモンがいた際の選出。先にダイマックスを切らせてネチネチ攻める。現実的にはこの選出が多かったです。
③その他
カイオーガ、黒バドについてはこちらの黒バドで見られないこともないですが、どちらもスカーフ持ちが多かったのでそれぞれラッキー、バンギラスで対応することがほとんどでした。
きつい相手
やめてほしいです。物理か特殊かわからないし。サンダー・ナット・ラッキーの3体がかりでようやく倒すことも多かったです。
インファイト持ちザシアン
インファイトを撃たれる際にサンダーに引いてせいでんき麻痺を祈る立ち回り。しんどかったです。
鉢巻ウーラオス
こちらもサンダーのせいでんき頼み。せいでんきを引いた上にぼうふうも当てないといけないので確率に愛されるために日常から徳を積む立ち回りが必要。
火力アップアイテム持ちカイオーガ
出会う機会は少なかったですがラッキーでも受からずそのまま降参ということも。
意気揚々とでたラッキー含めすべて貫かれて負け。一定数いたためしんどかったです。
草技持ち白バドレックス
サイクルをくるくるしながらチマチマ削って仮に倒せたとしてもこちらの手持ちが満身創痍となっていることも多々。一番出会いたくない相手だったかもしれません。個体数がそんなに多くなかったことが救い。
バンギラス・ラグラージのれいとうビームで処することが理想ですが実績はいまいち。サンダー対面で舞って来ることがあんまりなかったので後半はサンダーで対応することが多かったです。
4.おわりに
最終日は3桁チャレンジを10回ほど行ってようやく、という結果であり、まだ時間がありましたが最終3桁に残るために撤退した次第でした。
今後はやりたいことを通せる構築を組むことと立ち回りを上達させ、レート1900・2000の高みからの景色を見るべく精進したいです。
最後になりましたが、構築記事を書いてる皆様・実況や配信を行っている皆様、勝手ながら色々と参考にさせて頂きました有難うございます。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
以上、長文・駄文失礼いたしました。
最後まで目を通して頂き有難うございます!